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メノウ(アゲート)ってどんな石?特徴や呼び方の違いを紹介!
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- Mocha
- @MochaMineral

メノウ(瑪瑙、アゲート)は、縞模様が特徴的な石英の仲間。 一つとして同じ模様はなく、自然が生み出す芸術品みたいな石です。
アクセサリーや工芸品に使われたり、パワーストーンとしても人気があります!
メノウ(アゲート)ってどんな石?
項目 | 内容 |
---|---|
化学式 | SiO₂(二酸化ケイ素) |
鉱物の種類 | 酸化鉱物、石英種(Quartz variety) |
結晶の形 | 三方晶系の微晶質(潜晶質)、塊状で産出 |
硬さ(モース硬度) | 6.5~7 |
重さ(比重) | 2.58~2.64 |
色 | 無色、白、赤、青、緑、黒など(内包物や染色で変わる) |
光り方 | ガラス光沢、樹脂光沢 |
割れ方 | 貝殻状断口(へき開なし) |
こすった跡(条痕) | 白色 |
💡 メノウは、細かい石英の結晶がたくさん集まってできています!
メノウとアゲート、呼び方の違いは?
「メノウ」と「アゲート」って、実はほとんど同じものを指しているんです。
- 「メノウ」は日本語名(和名)。
- 「アゲート(Agate)」は英語名。
もともと、アゲートという名前は、イタリア・シチリア島の「アカテ川(Achates River)」で最初に発見されたことに由来しているんだとか!
日本では古くから「瑪瑙(めのう)」という名前で親しまれてきました。 仏教の「七宝(しっぽう)」にも数えられる、ありがたい存在なんです。
色や模様が本当にいろいろ!
メノウは、色も模様もバリエーションがめちゃくちゃ豊富!
- 赤やオレンジに染まった「レッドアゲート」
- 木の葉模様みたいな「モスアゲート」
- 空色と白の縞がきれいな「ブルーレースアゲート」
などなど。
自然なものもあれば、染色や加熱で色づけされたものもあります。
どれも違った魅力があって、選ぶのが楽しくなっちゃいますね!
どこで採れるの?
世界各地で産出されていますが、とくに有名なのは:
- 🇧🇷 ブラジル
- 🇺🇾 ウルグアイ
- 🇩🇪 ドイツ
- 🇯🇵 日本(北海道、富山県、石川県など)
日本でも昔から、勾玉や装飾品の材料として愛されてきました。
メノウのお手入れポイント
メノウはけっこう丈夫な石ですが、長持ちさせたいならこんなケアがおすすめです!
- 柔らかい布やブラシで、ぬるま湯&石鹸水でやさしく洗う
- 直射日光や高温を避ける
- 化学薬品はNG
気軽に使えるけど、ちょっとだけ気をつけてあげると、ずっときれいなまま楽しめます。
パワーストーンとしてのメノウ
メノウは、心身のバランスを整えたり、絆を強めるパワーストーンとして人気です。
こんな願いを込めて持つ人が多いですよ!
- 💖 人間関係をよくしたい
- 🧘♀️ 心を落ち着かせたい
- 🏡 家族の絆を深めたい
- 🧿 魔除けのお守りにしたい
模様がひとつひとつ違うから、「自分だけの特別なお守り」って感じがしていいですよね!
おわりに
メノウ(アゲート)は、自然がつくった奇跡みたいな石。
色も模様も豊かで、見ているだけでワクワクします!
アクセサリーやお守り、インテリアなど、いろいろな形でその魅力を楽しんでみてください♪